M+abaca

“M”alinao
M+abacaの商品はすべてサンラモン・アバカ・ハンディクラフト・アソシエーションの職⼈の⼿仕事によるものです 。質のよいアバカが育つサンラモン集落はフィリピン中部のパナイ島マリナオ村にあり、この村に昔から伝わる伝統⼯芸がマクラメ編みです。
“M”inoruさん
故・河⻄実さんは、京都のNPO法⼈フェア・プラスの事務局⻑を10年余務め、フィリピン・マリナオのアバカという天然素材で製品づくりをする村⼈達と⽇本のマーケ ットを繋ぐ商品プロデュースを⼿がけてきました。その活動は製品の輸⼊販売にとどまらず、アバカの植林や、新しい編み⼿を育てる為のマクラメ編み講習会、作業机の寄付、台⾵にも耐える集会所の建設など、アバカ職⼈たちの⽣活向上に全精⼒を注ぎました。Minoruさんがマリナオのサンラモン集落に蒔いた種は10年間で⼤きく育ち、⼈々の暮らしを⽀える根幹になっていました。
M+abacaは、「葉葉」のデザイナー井澤葉⼦と、「SOLIS&Co.」の和⽂化コンシェルジュ古⾕尚⼦がMinoruさんからバトンを受け継だMalinaoのアバカのプロジェクトです。
M+abacaのこだわり
「M+abaca」の商品は、サンラモン・アバカ・ハンディクラフト・アソシエーションに所属するつくり⼿の中でも、技術⼒の⾼い15⼈に限定されており、うち帯が編めるレベルに達している職⼈は現在3⼈のみ。⼋⼨帯を1本編むのに約1か⽉かかるので⽣産量はおのずと限られます。数メートルにわたって同じテンションで編むことは、⼿織物と同じように熟練度が必要な⼿仕事。⼋⼨帯は、結びやすさを考えたお太⿎部分から前帯部分へのオリジナル設計が特徴です。

熟練度が⽣む、洗練の美
「M+abaca」の商品は、サンラモン・アバカ・ハンディクラフト・アソシエーションに所属するつくり⼿の中でも、技術⼒の⾼い15⼈に限定されており、うち帯が編めるレベルに達している職⼈は現在3⼈のみ。⼋⼨帯を1本編むのに約1か⽉かかるので⽣産量はおのずと限られます。数メートルにわたって同じテンションで編むことは、⼿織物と同じように熟練度が必要な⼿仕事。⼋⼨帯は、結びやすさを考えたお太⿎部分から前帯部分へのオリジナル設計が特徴です。

マクラメ編み
マクラメ編みは⼿で紐を結んだり編んだりする⼯程を繰り返して模様を⽣み出す技法のことで、紐やロ ープで編むものが⼀般的です。13世紀頃アラビア半島が発祥といわれ、アラビア語の「交差して結ぶ格⼦編み」を意味する”ムクラム(macrame)” が語源とも。アラビア⼈によってヨーロッパにもたらされ、フィリピンにはスペイン統治時(1521〜1898年)に伝わったのではと推測されます。紐の代わりにフィリピンに多く⾃⽣するアバカを使って⿂を捕る網や⼯芸品がつくられてきました。現在はアクセサリーやバッグなどが市場でも売られるほどポピュラーな⼿仕事です。
